薬やサプリメントを取るのが嫌いなのですが、実はビタミンDだけはサプリメントでとっています。アメリカに住んでいた頃にその重要性を知りました。
海外は日本に比べて保険制度が整っていないので、病気にならないようにホメオパシーやサプリメントでケアしている方がほとんどです。中でも皆、口を揃えるのはビタミンD。アメリカではピーナツバターにビタミンDを添加したものが主流です。それもアメリカの子供は毎日ようにピーナツバターを食べるから、なんです。子供たちには、とにかく外で遊んで太陽の光を浴びることで自然のビタミンDをとる努力をしたいですね。
魚嫌いな子供さんにはちりめんや鰹節など添加物を使わないふりかけを食べさせてあげたいですし、カツオの出汁をしっかり取ることでも摂取できます。
私の祖母はよくキクラゲ入りの天ぷらを食べさせてくれていました。祖母もそこまで知識があったとは思いませんが、キクラゲは魚以外では非常にたくさんのビタミンDを含みます。ハンバーグに混ぜたり、野菜炒めに入れたり。私は乾燥キクラゲを週に一度タッパに水を入れて戻して色んなものに入れて使っています。白木耳の方がビタミンDは豊富とか。
ビタミンDの重要性はアメリカで知ったのですが、日本に帰り薬局でその当時はまだ販売されていませんでした。ある健康雑誌の編集長に聞きました。毎週いろんなサプリメントを特集されていますが、結局何を飲まれているんですか?と。彼の答えは漢方とビタミンDのみ!結局色々試したり調べたが、最終的にはこれに行き着いたと。
「バランスの良い食事」とどこに行っても聞きますし、お決まりのフレーズですが、ここには本当にいろんな意味が含まれています。新しいレシピに挑戦するのはそうゆう観点でも大切な事です。子供に新しい味をどんどんトライさせることで好き嫌いも偏りもなくなっていくと思います。
スーパーに行ってもいつもカゴの中は一緒、レシピを20くらいの物を回している方がほとんどです。旬じゃないと栄養価は低いですし、値段も高いのでなるべく旬の野菜をとることが賢く栄養がとれてお財布にも優しいと想います。そして、干した野菜を上手に使うのもおすすめです。
Smile Circle株式会社
岩城 紀子代表取締役社長
1972年兵庫県生まれ。ギャップジャパン、機能性食品開発のバイオベンチャーを経て、2008年にスマイルサークル株式会社を設立。「丁寧においしい食品を作っているのに商売が下手な生産者」にかわって販路拡大、商品開発を担うかたわら、さまざまな食品会社のコンサルタント業やバイヤー代行を務める。14年に株式会社グランドフードホールを設立。兵庫県芦屋市と東京・六本木に店舗を展開。百貨店など約100社の販売先、全国各地の約2600社のメーカーと取り引きしている。テレビ東京「カンブリア宮殿」に出演し話題騒然。
Related Article